2021年08月23日

考古学フォーラム定例会 2021 その1          「掘立柱建物と礎石建物」開催のご案内

日 時:2021 年9月 18 日(土)13 時 30 分より
開催方法:Zoom によるオンライン開催
 発表1 河嶋優輝(愛知県埋蔵文化財センター)
    「愛知県下の近世建築遺構の様相と変遷」
 発表2 武部真木(愛知県埋蔵文化財センター)
    「名古屋城と城下の桟瓦出土分布」
 発表 3 鈴木正貴(愛知県埋蔵文化財センター)
    「掘立柱建物と礎石建物」
 ※今回の定例会は、Zoom によるオンライン定例会(定員 100 名)
 です。参加希望の方は、9 月 15 日(水)までに、チラシ掲載のQR
 コードあるいは下記アドレスから、申し込みフォームに必要事項の
 ご記入をお願いします。
 申し込みフォームアドレス https://forms.gle/ALvuSdsqpvGGjWXE8
 ※参加の詳細および資料のダウンロードなどのご案内は、
 9 月 17 日(金)までに、個別にメールでお知らせします。
問い合わせ先: 考古学フォーラム 武部真木
               【 e-mail:NQC10551@nifty.com 】
        チラシ.pdf(867KB)
posted by 長野県考古学会事務局 at 21:56| 大会・イベント案内

2021年07月15日

「殿村遺跡とその時代]−令和3年度報告会・講演会−」開催のお知らせ

日 時 7月22日(木・祝) 午後1時30分〜3時40分
講 師 笹本正治先生 長野県立歴史館特別館長・殿村遺跡調査指導
    委員会委員長
演 題 国的視野から見た虚空蔵山−景観特質と宗教の場−
会 場 四賀支所1階ピナスホール
定 員 150名 参加無料
申し込み 事前に参加者全員の氏名と連絡先を松本市教育委員会文化
     財課史跡整備担当
    (電話0263-85-7064/FAX0263-86-9189)へ
posted by 長野県考古学会事務局 at 20:44| 大会・イベント案内

2021年06月02日

2021年度 長野県考古学会総会 開催中止のお知らせ

 日頃、長野県考古学会の活動にご協力いただきまして、誠にありがとうございます。
 さて、2021年6月6日(日)、長野県立歴史館にて、開催予定であった総会は中止、藤森栄一賞授賞式、記念講演会は延期となりました。藤森栄一賞受賞者の2名の方が、まん延防止等重点措置の期間延長に伴い、来ていただくことが難しくなりました。
 総会は、昨年と同様、書面郵送にて行うこととします。6月中には発送する予定です。藤森栄一賞授賞式と講演会は延期とし、昨年度と同様に大会時に行います。
 何卒、ご理解、ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。
                       長野県考古学会
                       会長 小林正春
posted by 長野県考古学会事務局 at 06:19| 総会の案内

2021年05月15日

   令和3年度 長野県考古学会総会開催のお知らせ

 下記の通り、長野県考古学会総会を開催します。万障お差し繰り合わせ、出席くださいますようお願いします。

 今回、会場の都合で参加は予約制となります。下記のいずれかの方法で、申し込みをお願いします。

 なお、新型コロナウイルス感染拡大で総会を開催できない場合は、申し込みをいただいた方にのみに中止の連絡をします。

            記

日 時:令和3年6月6日(日) 10時〜15時50分

会 場:長野県立歴史館 講堂 千曲市大字屋代260−6

    電話026-274-2000

日 程:  9:30〜    受付

    10:00〜11:15 長野県考古学会総会

    11:20〜11:40 第46回 藤森栄一賞授賞式

    11:40〜12:25 研究報告 藤森英二会員

         「栃原岩陰遺跡50年目の発掘調査報告書」

    12:30〜13:30 記念撮影・昼食休憩

    13:30〜15:50 記念講演会

     ・忍澤成視氏(千葉県市原市教育員会・市原市)

         「貝の考古学」

     ・西川修一氏(神奈川県立旭高等学校・横浜市)

         「遺跡が発信するメッセージ」

    15:50  閉会

 

申し込み先:総務 鶴田典昭宛 ※氏名、連絡先明記の上、

      6月3日(木)〆切でお願いします。

      @e-mail yiw02247@nifty.com

      A電 話 080-7531-3680

      B葉 書 〒381-0201 上高井郡小布施町林1964

posted by 長野県考古学会事務局 at 06:02| 総会の案内

2021年05月10日

    第46回藤森栄一賞選考結果について(報告)

46回藤森栄一賞選考委員会は、2021321日(日)諏訪市公民館において開催され、全国推薦委員から推薦された個人10名を受賞候補として慎重な審査と意見交換を行った結果、全会一致で西川修一氏と忍澤成視氏を第46回藤森栄一賞受賞者として決定した。

選考委員会メンバーは笹沢浩藤森栄一賞選考委員会委員長以下、小林正春本学会会長・矢島宏雄副会長・本学会会員大竹幸恵・風間栄一・川上元、鋤柄俊夫・高橋龍三郎・堤隆・原明芳・北條芳隆・会田進(選考委員会事務局委員長)各委員12名である。

以下に選考理由を記して報告とする。

西川修一氏

西川修一氏は62歳。早稲田大学教育学部卒業後、神奈川県立高等学校教諭から神奈川県立埋蔵文化財センター、かながわ考古学財団、教育局生涯学習文化財課に勤務して神奈川県内の遺跡発掘調査や文化財保護に携わった。

西川氏は綾瀬市神崎遺跡、海老名市秋葉山古墳群、逗子市・葉山町長柄桜山古墳群などの学術・文化遺産としての評価について中心的な役割を担い、地域の歴史を明らかにする重要遺跡としてこれらの遺跡の国史跡指定へつなげた。また、日本列島東部の弥生時代後期から古墳時代前期にかけての社会変動の問題に長年取り組み、土器の型式学的研究を軸に当該期の社会の動態復元を推し進め、特に厚木市御屋敷添遺跡の調査報告(1998)において詳細な記述を行い、東海地方の遠江や駿河から南関東へ向けた集団移住・入植の波がその後の古墳時代への展開を決定したとの斬新な問題提起を行った。この学説については当初は批判的であった学界でも高い実証性に裏付けられた先駆的な研究として評価されるようになり、現在では定説的な見解として今日の研究を牽引している。学校教諭を勤めながらも研究を続け、西相模考古学研究会ほか、多くの研究会の主力メンバーとして活躍し、数々のシンポジウムを開催するなど、若手研究者と連携して共通の研究課題に取り組み、後進を育成している。また市民団体と連携して文化財の活用に向けた積極的な取り組みを実施している点も高く評価される。さらに、遺跡保護や考古学研究の社会還元を目指し、公教育における考古学分野の活用や、一般市民向けの公開講座などの活動を通じて文化財保護の啓発活動にも取り組むほか、日本考古学協会において学校教育と文化財・考古学の社会的な役割や遺跡保護問題にも尽力している。このような研究および活動は、地域の文化財の重要性を唱え、既成の概念にとらわれない斬新な研究や活動の実践者であった藤森栄一を記念する本賞に相応しいものであると評価し、ここに西川修一氏を第46回藤森栄一賞の受賞者として決定するものである。

 

忍澤成視氏

忍澤成視氏は58歳。早稲田大学大学院修了後、千葉県市原市教育委員会・埋蔵文化財調査センターで遺跡発掘調査に携わり、現在は市原市教育委員会ふるさと文化課に勤務している。

忍澤氏は東京湾に面する千葉県市原市の縄文時代の貝塚について、長年にわたる発掘調査、整理作業を通じて多くの研究成果を公表してきた。特に西広貝塚、祇園原貝塚、能満上小貝塚、天神台遺跡などの調査報告はひとえに忍澤氏の渾身の努力によるものである。縄文時代の古東京湾における漁労活動の解明は、その多くが市原市と千葉市の研究成果に基づいているが、後・晩期における貝塚研究、生業研究の多くが忍澤氏の研究成果に依存している。精力的な研究活動は縄文時代の漁労活動研究は骨角器・貝製品の研究にもおよび、『骨角器の研究 縄文篇』T・U(共著)にまとめられたほか、『貝の考古学』、『房総の縄文大貝塚・西広貝塚』などの著作を通じて、貝製品に対する生物学・考古学的研究に基づいた独自の専門領域を切り開いた。特に現生標本の大切さを熟知し、そのために日本各地の海岸のフィールド調査を長年にわたって取り組み、数万点にわたる資料サンプルを収集して、それらとの照合を通じた理解を進めるなど情熱的で独創的な研究が高く評価される。また、多数の論文、学界発表に加え、市原市教育委員会・同埋蔵文化財センターを活動の拠点として、「貝輪製作教室」などの市民普及活動にも注力し、埋蔵文化財と市民の距離を縮めるように努めている。

以上のように、貝塚調査を通じた同氏の研究が縄文時代の漁労活動および骨角器・貝製品の研究において先駆的かつ先進的で常に学界をリードし、なおかつその成果を広く市民に伝える取り組みは高く評価される。このような同氏の取り組みは、在野的精神のもと、既成の概念にとらわれない斬新な研究や活動の実践者であった藤森栄一を記念する本賞に相応しいものであると評価し、ここに忍澤成視氏を第46回藤森栄一賞の受賞者として決定するものである。

藤森栄一賞選考委員会事務局

posted by 長野県考古学会事務局 at 06:46| 藤森栄一賞