阿智村東山道・園原ビジターセンター はゝき木館
平成24年度秋季企画展
中世の神坂越え 園原と木賊展
平成24年9月19日(水)〜12月26日(水)
入場無料
月と言えば、ウサギですが、昔はそれと共に木賊がイメージされました。 平安時代末期の歌人源仲正が阿智村園原で、木賊で磨いたくらい輝いていると詠んだことに由来します。木賊は研磨剤として重宝され、園原の名産でした。 かつて、園原は、古代東山道最大の難所神坂峠越えの休息地点として栄え、源氏物語をはじめとする古代文学に多く登場します。しかし、源仲正の木賊の歌以後、中世園原は、文学の世界への登場が減ってしまいます。そして、江戸時代に入るまでには園原と神坂越えは消滅してしまいます。中世になり、神坂越えと園原に何が起きたのでしょうか。今回の展示は、園原杉の木平遺跡から出土した焼き物を通じて、中世の神坂越えの歴史背景を探っていきます。
一方、中世にも園原を題材とした謡曲木賊【ようきょくとくさ】という文学が生まれています。謡曲木賊の展示紹介とともに、園原の古代中世文学史の流れに位置づけていきたいと思います。
◎ワークショップ
「中世の焼き物を探しに峠道を歩こう!」 ー東山道神坂越えの道考古学プロジェクト2ー
10月20日(土)午前8時半 はゝき木館集合(午後3時終了予定) 保険料 100円
事前申込必要
■昨年行われた「東山道神坂越えの道考古学プロジェクト」の第2弾。神坂神社から神坂峠に至る道を歩き、落ちている陶器を採集し、GPSで採集地点を測定します。(今回は池の平まで歩きます。)
◎展示解説トーク 「杉の木平遺跡と中世の神坂越え」
講師 中里信之(阿智村学芸員) 12月9日(日) 午後1時半〜 参加無料
◎講演会 「神坂越えと中世の伊那谷」
講師 市澤英利氏(飯田市上郷考古博物館館長) 12月9日(日) 午後2時半〜 参加無料
開館時間 9:30-16:30
休館日 火曜日 (火曜日が祝祭日の場合は翌日)
<お車の場合> 名古屋方面より:中央自動車道「園原」インターより約5分
中央自動車道「飯田山本」インターより約20分
〒395-0304 長野県下伊那郡阿智村智里3604-1
TEL/FAX 0265-44-2011
hahakigi_kan@vill.achi.nagano.j
2012年10月15日
『中世の神坂越え 園原と木賊展』のお知らせ
posted by 長野県考古学会事務局 at 08:25| シナノの考古学-見る・学ぶ-
