2018年06月05日

東海縄文研究会・第7回例会「東海からみた後期前葉土器群」のお知らせ

日 2018年7月21日(土) 13001730 受付開始1230

会 名古屋大学文学研究科127講義室(名古屋市千種区不老町)

主 東海縄文研究会(代表 大塚達朗)

 

目 2010年より開催しております東海縄文研究会・例会は、本年より2021年の第3回シンポジウム開催に向け新たなテーマで開催することとなりました。そのテーマは、「東海からみた後期前葉土器群」です。縄文時代の変革期である後期前葉について、その土器群に注視し考えていきたいと思います。

 第一弾となる今回は、後期前葉土器群研究の現状・課題の指摘、東海地方の後期前葉土器資料の紹介をご発表いただきます。

 

参加費:500円(資料代)

 

内 

 開会 1300

1300「開催挨拶・趣旨説明」 大塚達朗(南山大学・東海縄文研究会代表)

 発表 13101720 座長:長田友也(中部大学)

13:1015:10 石井 寛(元横浜市埋蔵文化財センター)

 「堀之内1式土器・2式土器の成立を巡る若干の問題」

 コメント・質疑応答

15:1015:20 休憩

15:2017:20 長田友也(中部大学)「東海地方の後期前葉土器資料の紹介」

 コメント・質疑応答

 情報交換 17201730

1720 次回告知・縄文関係情報交換会

 閉会 1730 終了

終了後は名古屋大学周辺で懇親会を開催したいと考えています(学割あり!)

 

附・資料見学会(7/22〔日〕9:0017:00(随時)

 豊田市保見文化財倉庫(豊田市東保見町山洞)にて、今朝平遺跡資料見学会を開催いたします。後期前葉〜中葉の土器群を御覧いただけます。

 参加希望の方は、お申込みの際にお申付け下さい。

 

その他:

・会場へは公共交通機関で御来場下さい。車での御来場は御遠慮下さい。

・学内は禁煙です。喫煙される方は屋外の指定場所でお願いします。

・講義室で飲食はできますが、飲食物のゴミは各自で処理・廃棄し、講義室に一切残さないようにして下さい。御協力をお願いします。

 

《お申込み》

 @氏名、A住所またはE-mailアドレスB参加内容(21日研究発表・懇親会、22日土器見学会)を記載の上、下記までmail にてお申込み下さい。不明な点など、お問い合わせに関しましてもこちらにお願いいたします。

 e-mailtokai.joumonken@live.jp

 

案内チラシ 第7回例会案内(PDF 111KB)

posted by 長野県考古学会事務局 at 15:26| 大会・イベント案内

2018年05月21日

平成30年度 長野県考古学会総会開催のお知らせ

 下記の日程で長野県考古学会総会、第43回藤森栄一賞授賞式、受賞者による記念講演と会員の研究発表を行います。今回の藤森栄一賞は、群馬県みどり市岩宿博物館館長の小菅将夫さんが受賞されました。当日は受賞を記念して御講演をいただきます。是非とも多くの会員諸氏の御参加をお願い申し上げます。

 

             

1 日 時 201863日(日)10

2 場 所 長野県立歴史館 講堂 電話026-274-2000

  千曲市屋代260-6(科野の里歴史公園内)

3 日 程

    9:30 受 付

   10:00 総 会

   11:30 藤森栄一賞受賞式

   12:00 (記念撮影・昼食休憩)

   13:30 藤森栄一賞受賞記念講演

      受賞者:小菅将夫氏 「『岩宿時代』を考える」

    14:40 研究発表 

      大竹憲昭会員

       「黒耀石産地推定分析から何を読みとるか」

   15:40 閉 会

4 その他

  当日は、「長野県の遺跡発掘2018」を開催中です。

  日程終了後、展示解説を予定しています。

5 問合せ先

  長野県立歴史館 西山克己 電話 026-274-3992

posted by 長野県考古学会事務局 at 13:27| 総会の案内

2018年05月10日

第42回藤森栄一賞選考結果について(報告)

 2017319日(日)午前1030分より、第42回藤森栄一賞選考委員会が諏訪市公民館において開催された。本選考委員会は、12名の選考委員のうち、笹沢浩委員長をはじめ7名の選考委員の出席を得て開催され、慎重な審査の結果、第42回藤森栄一賞の受賞者を佐藤雅一氏に決定した。以下、選考結果について報告する。

 

<第42回藤森栄一賞選考結果>

 第42回藤森栄一賞選考委員会は、2017319日(日)、諏訪市内で開催された。全国推薦委員から推薦された個人10名・団体1件の計11件を受賞候補として慎重な審査と意見交換を行った結果、全会一致で佐藤雅一氏を第42回藤森栄一賞受賞者として決定した。

 佐藤氏は58歳。國學院大學文学部を卒業され、新潟県津南町教育委員会に勤務するかたわらで、信濃川上流域の良好な遺跡の調査成果をもとに縄文時代の研究を推進した。特に2016年に『本ノ木遺跡第一次・二次発掘調査報告書−山内清男資料整理報告−』を刊行したことは、考古学史上著名な本ノ木遺跡の構造を明らかにするものであり、縄文時代草創期の研究を大きく前進させた仕事と高く評価される。

また、氏は「津南学」の提唱に大きく関わり、縄文遺跡や秋山郷の民俗など、津南町の重要な歴史、民俗、環境などの文化資源に着目し、地域研究誌『津南学』、『津南学叢書』の発行、津南学シンポジウムの開催などによって津南町の貴重な文化資源の魅力を地元のみならず全国に発信し、学界から高い評価を受けている。

近年では、201412月の津南町と長野県栄村にわたる苗場山麓ジオパーク認定の中心的な役割を果たした。認定後は地域の人々がジオパークのガイド養成講座を通じて地域の文化資源を学び、その取り組みが交流人口の増加などにつながってきている。

地域の考古資料をはじめとする文化資源から全国的な研究活動を展開し、さらにはその活動が地域の活性化にまで発展した実績は、地域史研究と、また後進を育成した藤森栄一を記念する本賞にふさわしいものであると評価し、ここに佐藤雅一氏を第42回藤森栄一賞の受賞者として決定するものである。

 

2017年3月19日

 

長 野 県 考 古 学 会

藤森栄一賞選考委員会

委員長 笹 沢  浩 

posted by 長野県考古学会事務局 at 19:29| 藤森栄一賞

第41回藤森栄一賞の選考結果について(報告)

 20151219日(土)午前1030分より、第41回藤森栄一賞選考委員会が諏訪市文化センターにおいて開催された。本選考委員会は、12名の選考委員のうち、笹沢浩委員長をはじめ6名の選考委員の出席を得て開催され、慎重な審査の結果、第41回藤森栄一賞の受賞者を清水真一に決定した。いか、選考結果について報告する。

 

<第41回藤森栄一賞の選考結果>

41回藤森栄一賞選考委員会は、20151219日(土)、諏訪市内で開催された。全国推薦委員から推薦された個人10名・団体1件の計11件を受賞候補として慎重な審査と意見交換を行った結果、全会一致で清水真一氏を第41回藤森栄一賞受賞者として決定した。

 清水氏は68歳。同志社大学文学部を卒業され、奈良県立橿原考古学研究所嘱託などを経て鳥取県教育委員会、奈良県桜井市教育委員会に平成17年3月まで勤務された。現在は八幡浜市市誌編纂会編集委員長を務めている。

 日本海側初の彩色古墳壁画の発見となった鳥取県鳥取市梶山古墳、「砂丘の下の神殿都市」弥生時代から中世の鳥取県湯梨浜町の長瀬高浜遺跡、聖徳太子ゆかりの奈良県桜井市の上之宮遺跡の調査などで重要な成果を挙げる一方、古代学研究会の主要メンバーとしてシンポジウム「高松塚古墳壁画発見25年」の企画運営に携わった。退職後は郷里の八幡浜市に戻り「西四国考古学研究所」を創設し、会誌『西四国』を発刊して地域の研究者の発表の場を提供し、みずからも論考を発表している。

長瀬高浜遺跡の調査では、月刊『長瀬高浜だより』を発行し、スタッフの知識向上をはかるとともに発掘情報の共有をするなどの工夫で長期間の大規模調査を遂行し、大きな成果を得ることができた。

 35年におよぶ研究および複数の自治体での活動実績は、各地の自治体で活躍する行政考古学研究者の模範となるばかりでなく、後進の育成にも大きな影響を与え、地域研究と次世代の研究者を育てた藤森栄一を記念する本賞に相応しいものであると評価し、ここに清水真一氏を第41回藤森栄一賞の受賞者として決定するものである。

 

2015年12月19日

 

藤森栄一賞選考委員会

委員長 笹 沢  浩
posted by 長野県考古学会事務局 at 19:27| 藤森栄一賞

第40回藤森栄一賞の選考について(報告)

平成2731日(日)午前1030分より、第40回藤森栄一賞選考委員会が諏訪市文化センターにおいて開催された。本選考委員会は、13名の選考委員のうち、笹沢浩委員長をはじめ6名の選考委員の出席を得て開催され、慎重な審査の結果、第40回藤森栄一賞の受賞者を中山誠二氏、中沢道彦氏の二名に決定した。以下、選考結果について報告する。

 

<第40回藤森栄一賞の選考結果>

40回藤森栄一賞選考委員会は、201531日(日)、諏訪市内で開催された。全国推薦委員から推薦された個人10名・団体1件の計11件を受賞候補として慎重な審査と意見交換を行った結果、全会一致で中山誠二氏を第40回藤森栄一賞受賞者として決定した。

 中山誠二氏は57歳。中央大学文学部を卒業され、1980年から山梨県職員。山梨県埋蔵文化財センターで数々の遺跡の調査を担当し、その後、山梨県立博物館の学芸課長として考古・歴史研究の成果の市民への還元普及活動に取り組み、現在は山梨県教育庁学術文化財課文化財指導監として、県内の文化財の調査・保護・活用の推進を図っている。2010年「植物考古学から見た栽培植物と農耕の起源」で東海大学より博士(文学)を取得。

 中部高地の弥生時代の編年・墓制・集落研究を進める一方、膨大な植物遺存体を集成・再検討し、縄文時代から弥生時代の植物利用と栽培植物の起源について実証的研究を続けている。とりわけレプリカ法による植物圧痕研究とその同定に関する基礎的研究、縄文中期の中部高地におけるアズキ・ダイズなどマメ科植物の栽培化の研究は、日本列島における野生植物利用段階から農耕社会の成立までの歴史的展開を明らかにした「植物考古学」のフロンティアのひとりとして新しい研究を牽引している。2010年には現時点での研究の集大成として『栽培考古学と日本の農耕の起源』、「日韓内陸地域における雑穀農耕の起源に関する科学的研究」に着手し、日本列島における縄文〜弥生時代の栽培植物や穀物の出現と展開を明らかにするとともに、韓国内の新石器時代〜青銅器時代の植物遺存体や石器などの調査分析を行い、日本国内へ渡来した雑穀農耕の起源に迫っている。そしてこの研究の総括として、2014年『日韓における穀物農耕の起源』を発表している。

 中山氏は、かつて藤森栄一が仮説提示した「縄文農耕」という大命題を、山梨という地域を基盤として科学的・実証的に研究し、且つその成果を多くの著作・論考として発表している研究姿勢は、在野的精神のもと、既成概念にとらわれない斬新な研究や活動の実践者であった藤森栄一を記念する本賞に相応しいものであると評価し、ここに中山誠二氏を第40回藤森栄一賞の受賞者として決定するものである。

 

2015年3月1日

 

藤森栄一賞選考委員会

委員長 笹 沢  浩

posted by 長野県考古学会事務局 at 19:26| 藤森栄一賞